皆さんは、余っているお金はどうしていますか?
余っているという言い方は語弊があるかもしれませんが、日々の生活費などのに充てるお金以外に預金口座などに貯まっているお金のことです。
実は、普通預金や定期預金に預けているという方が多いのではないでしょか?
なぜなら、銀行に預ける以外にどんな方法があるのかよくわからないからです。
ちなみに、私は投資に回しています。
投資と一言で言ってもたくさんの商品がありますが、この記事では、なぜ銀行に預けるのではなく投資に回す方がいいのかをわかりやすく解説していきます。
この記事を読むと、銀行に預けていることがいかにもったいないかがよくわかります。
結論から言うと、余剰資金は投資に回して賢く増やすことをお勧めします。
また、投資は方法さえ間違えなければ必ずしも危ないものではありませんので、ぜひこの記事を読んで投資の基礎を学んで下さい。
今回は金・銀・プラチナです。
この記事では、まだ投資を始めていない方に向けて、主な投資の種類と長期分散投資についての基礎的な内容を解説していきますので、短期で稼ぎたい投資経験者の方向けではないことをご了解ください。
金・銀・プラチナの特徴
金
- 金の価値は世界共通であり、有事に力を発揮する。
- 埋蔵量に限りがあるので、価値がなくなることはない。
【デメリット】
- 金はドルで取引されるので為替の影響を受ける。
- 利息や配当がないので、保有しているだけでは収益を生まない。
銀
- 約6割は工業用に使用されている。
- 金に比べると生産量が多く、それが価格変動の大きな要因となっている。
- また市場規模が小さく安価であることから、金より市場価格が大きく値動きする特徴がある。
プラチナ
- 約6割は自動車部品に使われているので、自動車の売れ行き等の景気に左右される。
- 生産量の約7割が南アフリカ産であり、南アフリカの政情に大きく左右される。
- 年間の生産量が金よりも少ない。
主な購入方法
現物購入
- 宝飾店や貴金属店などで金貨や延べ棒などを購入する。
- すぐに換金が可能だが、保管のリスクがありコストも掛かる。
ETF
- 金などの価格への連動を目指して設計された上場投資信託。
- 株式と同じように市場でリアルタイムで取引ができる。
- その他のETFと同様のメリット・デメリットがある。
純金積立
- 毎月、決まった金額や量を自動的に積み立てる方式。
- 少額から始めることがでる。
- ドル・コスト平均法(※1)により、購入価格の変動リスクを軽減できる。
(※1)ドル・コスト平均法とは、価格が安い時には購入数量が増え、逆に価格が高い時は購入数量が減ることにより、結果として購入価格を平準化することができ、購入タイミングによるリスクを軽減することができます。
先物取引
現時点で将来の売買価格を決め、その期日が来たらその価格で取引を行います。
金・銀・プラチナの将来の価格を予想することが必要ですが、ハイリスク・ハイリターンであり、予想が外れた場合は大きな損失を被る可能性があるので初心者にはお勧めしません。
まとめ
金・銀・プラチナ投資の特徴をまとめると以下の通りとなります。
- 実物資産であり、埋蔵量に限りがあるため価値がなくなることはない。
- 特に金は「有事の金」と言われ、世界が不安定な時こそ逆に価値が上がる傾向がある。
- 通貨や株などのような信用リスクがない。
- 利息や配当がないので、保有しているだけでは収益を得ることができない。
以上の特徴から、比較的ローリスク・ローリターンの投資商品と言えるでしょう。
したがって、これから投資を始めようと思っている方はあくまで長期保有の投資商品のひとつとして検討してみる価値はあるのではないでしょうか?
そして、最初は長期分散投資として純金積立をお薦めします。
最後までお読みいただきありがとうございました。
投資の最終判断は自己責任でお願い致します
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