【初心者必見！】暗号資産取引所の販売所と取引所の違いとメリット・デメリットを簡単解説

初めてビットコインを買おうとしているあなた、また既に買ったことがあるあなた、販売所と取引所の違いがよくわからなくて困っていませんか？

実はどちらの方法で購入するかということは、投資家にとっては結構重要なことなのです。

なぜなら、買い方によってかかるコストがかなり違うからです。

私も最初はよくわからずに購入していましたが、いざ自分で買ってみるとその違いがよく分かりました。

この記事では、販売所と取引所の違いをできるだけわかりやすく解説します。

この記事を読むと、ビットコインを買うときに最低限知っておきたい買い方の違いを知ることができるので、訳も分からずにコストを払い続けることが無くなります。

ビットコインの購入手順

この記事では、手順３について解説します。

販売所と取引所の違い

販売所は暗号資産取引所と直接取引するところ

販売所とは、投資家（あなた）と暗号資産取引所が直接取引をする場所です。

つまり、暗号資産取引所からビットコインを直接購入するということです。

取引所は投資家同士で取引するところ

取引所とは、投資家（あなた）と他の投資家同士が取引を行う場所です。

暗号資産取引所が板と呼ばれる場所を提供して、そこで投資家同士が取引を行うことになります。

※ここで言う暗号資産取引所とはGMOコイン、ビットバンクなどの暗号資産の売買を行っている業者のことです。

それぞれのメリット・デメリット

販売所のメリット・デメリット

販売所の場合は暗号資産販売所から直接購入するので、ほしい時にほしい量のビットコインを売買することができます。

取引方法も「買う」と「売る」の２種類だけなのでとてもシンプルです。

また、価格は暗号資産取引所が決めた価格の一択なので悩むことがありません。

販売所で購入する場合、ほとんどの暗号資産取引所は手数料が無料ですが、購入価格と売却価格の差額であるスプレッドというコストがかかってきます。

これはGMOコインの販売所の画面ですが、黄色枠で囲ってあるところがこの時の売却価格と購入価格です。

この時、仮に１ビットコインの購入と売却を同時に行ったらそれぞれこの価格になります。

つまりこの売却価格と購入価格の差128,474円が実質的なコストであり、これをスプレッドと言います。

スプレッドとは、暗号資産取引所が投資家に売る時や投資家から買う時に、手数料を上乗せして設定した価格の差額ということです。

このスプレッドは、取引所でかかる手数料よりもかなり割高に設定してあるので、コストを重視する方は取引所での売買をお薦めします。

しかし、長期保有を目的としている場合はそこまでスプレッドを気にすることなく、手続きがシンプルでほしい時に購入できる販売所で購入しても良いのではないでしょうか。

取引所のメリット・デメリット

取引所で購入する場合、手数料が無料の暗号資産取引所もあれば所定の手数料がかかる暗号資産取引所もありますが、手数料はとても安く設定されており、コストを重視したい方は取引所での購入をお薦めします。

また、取引所では指値注文をすることができるので、自分の希望の価格で買うことができますが、希望の指値で売り注文が出ていないと取引が成立しないので、必ずしもほしいタイミングで買うことができるとは限りません。

さらに成行注文でも購入できますが、稀に思っていたのとはかなり違う価格で取引が成立してしまう場合もありますので注意が必要です。

取引所で購入する場合、販売所に比べて手続きに多少複雑な部分があります。

成行注文の場合は希望のビットコイン数を入力すればいいのですが、指値注文の場合は刻々と変わる取引板の価格を見ながら今現在の相場の動きを掴み、希望の価格を決めて注文を出すという一連の作業を行うことになります。

この取引板と呼ばれる一覧表に慣れていない方は、とても早いスピードで刻々と変化していく価格に中々ついていけません。

指値注文の場合、これから価格が下がると読んで現在の取引価格より安い価格で注文を出しても、予想に反して価格が上がってしまった場合は取引が成立しません。

このように読みが外れると取引自体が成立せず、購入することができないということにもなるので、そこが指値注文の難しいところです。

まとめ

ビットコインを買おうと思って最初につまずくことのひとつがこの販売所と取引所の違いです。

確かに初めての人には一見わかりにくいのですが、決して難しいことではありません。

私が個人的にお薦めする取引方法の順位は次の通りです。

コスト面などを考慮して、①取引所での指値注文を最もお薦めします。

③の販売所については、スプレッドを考えると個人的にはあまりお薦めしませんが、長期保有を目的とする場合はスプレッドをそれどほ気にする必要はないという考え方もあることを申し添えておきます。

まず、実際に取引を行ったうえで、自分に合った購入方法を見つけることが大切です。

ちなみに私の場合、一番最初は取引所での成行注文で購入しました。

迷っている方は、一歩踏み出してみてはいかがでしょうか？

最後までお読みいただきありがとうございました。