ビットコインに興味はあるんだけど始めようかどうか決めかねている人、多いんじゃないですか?
それは、きっとほとんどの人が同じ不安を持っていて、そこがクリアにならないために最初の一歩を中々踏み出せないでいるのです。
その不安というのは、ビットコインって危なくないんだろうか?大損をしないだろうか?という、ある意味当然の不安だと思います。
投資なので損をする可能性がゼロということはあり得ませんが、出来るだけ少なくする方法はあります。
私も同じ不安を持っていたので、自分なりに徹底的に調べて納得することができました。
この記事では、同じようにビットコインに対して持っている不安を解決するのに最低限必要な情報を提供します。
最後まで読んでもらうと、損を出来るだけ少なくするための方法がわかるようになるはずです。
ビットコイン投資のリスクとは?
- 元本が保証されない
- ボラティリティが大きい
- ハッキングされる危険性がある
- 法律が整備されていない
元本が保証されない
ビットコインを始めたいけど、特に注意しなきゃいけないことを教えて下さい
では、始める前に次のことを必ず頭に入れておきましょう!
ビットコインを含めた投資は元本が保証されていません。
そのため、元本がゼロになってしまう可能性もあるし、それ以上に損失を出してしまうリスクもあることを理解しておきましょう。
ちなみに、定期預金であれば1,000万円までの元本と利息が保証されますが、投資に比べて利回りが低いので中々資産が増えません
ボラティリティが大きい
ビットコインには円やドルなどの法定通貨にとっての中央銀行にあたる管理者が存在しません。
そのため、極端に大きな値動きが起こっても、市場の動きをコントロールすることができないので、投資家にとって想像外の価格の変動が起こる可能性があります。
これはメリットになることもありますが、デメリットとして考えておくことが重要です。
ハッキングの危険性がある
ビットコインはネットワーク上の仮想通貨なので、実物の貨幣は存在しません。
そのため、通常はウォレットという財布のようなものに保管することになります。
ビットコインはブロックチェーンというセキュリティの強固なシステムを採用していると解説しましたが、暗号資産取引所へのハッキングのリスクは存在します。
現在では暗号資産取引所のセキュリティもかなり強固になってはいますが、過去には実際にハッキング被害が起きています。
このリスクを回避するためには、インターネットから切り離されたコールドウォレットにビットコインを保管すという方法があります。
法律が整備されていない
ビットコインはまだ歴史が浅く、関連する法律が整備されていないのが実情です。
そのため、巨額の損失が発生したりマネーロンダリングに利用される可能性も高いことから、法律を整備したり新たな規制をかける動きがあるのも事実です。
新たな法律や規制強化により、先行きが不透明になり相場が大きく変動する可能性もありますので注視する必要があります。
リスクを最小限に抑える方法3選
- 余剰資金の範囲で行う
- 少額から始める
- 長期分散投資で行う
余剰資金の範囲で行う
この記事を読んでいる方はビットコイン投資の初心者もしくはこれから始めたいと思っている方だと思います。
プロの投資家ではない我々のような一般投資家は、余剰資金の範囲で行うことが重要です。
日常生活に必要なお金にまで手をつけることはやめましょう。
最悪、投資した資金がゼロになっても生活に困らない範囲で投資をしましょう
少額から始める
今現在の市場価格が安いからといって大量のビットコインを一度に購入することはお薦めしません。
最も重要な投資のリスクということで最初にも説明しましたが、元本が保証されていないので投資した多額の資金が一瞬にしてゼロになる可能性もあります。
そのようなリスクを回避するためにも、少額から始めるようにしましょう。
長期分散投資で行う
少額から始めることにも繋がりますが、我々のような一般投資家の基本は長期分散投資です。
短期間で売買をするのではなく、中長期のスパンで毎月コツコツと投資をすることでリスクを低減することができる一番基本的な方法です。
分散には購入を月々に分散するという意味もありますが、ひとつの商品に全額を投資するのではなく、幾つかの商品に投資を分散するという意味もあります。
分散することによって、投資資金がゼロになってしまったり損失を出してしまった場合でも、他の投資で儲けが出れば損失を補うことができます。
また、一回で全額を投資するのではなく毎月コツコツと投資することによって、市場価格の下落による損失を少なくすることができます。
このような投資方法をドルコスト平均法と言います。
ドルコスト平均法の考え方は重要なので、次項でもう少し詳しく解説します
ドルコスト平均法とは?
ドルコスト平均法を使って、株価1,000円の株式を50,000円分購入する場合をシュミレーションしてみました。
上の2通りの方法での購入結果を比較すると次のようになります。
購入方法 | 取得株数 | 5ヶ月後の評価額 | 購入単価 |
最初に50,000円分購入 | 50.7株 | 1,100円✖️50.7株=55,770円 | 50,000円➗50.7株=986.193円 |
最初に50,000円分購入 | 50株 | 1,100円✖️50株=55,000円 | 50,000円➗50株=1,000円 |
これを見ると、毎月10,000円ずつ購入する方法の方が資産(評価額)が増えています。
また、毎月10,000円ずつ購入する方法の方が1株あたり安く購入しているのがわかります。
これがドルコスト平均法のメリットです。
ドルコスト平均法では価格が安い時に多く、高い時には少なく購入することにより購入単価を平準化することができるためです。
このメリットは、一般的には投資期間が長くなるほど大きくなる傾向にあります
まとめ
- 元本が保証されない
- ボラティリティが大きい
- ハッキングされる危険性がある
- 法律が整備されていない
- 余剰資金の範囲で行う
- 少額から始める
- 長期分散投資で行う
最低限、これだけのことを頭に入れて投資を始めれば、大きな損失を被るリスクは格段に低くなるはずです。
短期間で儲けようと思わないようにしましょう
この記事で解説したことは、私自身が投資を始めてから今日に至るまでに自ら勉強をし、また経験をしたことによって得た現時点での答えです。
そのため、私にとっては投資における判断の最も基本となっている項目ばかりです。
皆様もぜひ参考にしてみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
投資の最終判断は自己責任でお願い致します
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